エンジニアの転職で「女性が不利」という考えは本当なの?

エンジニアの転職市場でまことしやかにささやかれているのが「女性のエンジニアは転職に不利」という考え方です。
これはいろいろな面から考えることもできますが、残念ながら傾向としては存在します。では、それはどういうところでしょうか。

 

チェックボックスアイコン (4)体力面の問題

 

まず、体力がないという側面です。

 
IT業界は長時間勤務や残業があって当たり前の業界で、場合によっては徹夜や社内に泊まりこむこともあるでしょう。そのようなとき、女性は体調を崩しがちという傾向が見て取れます。これはもちろんその女性の体力というよりは個人差がありますが、傾向としては確かに女性のほうが体力がないのは事実です。これは身体の構造上、筋肉量が多くなく体力が少ない、またホルモンバランスの変化によって体調を崩しやすいという女性のデメリットでもあります。

 
ただ、体力がないのが不利というばかりでもありません。中には忙しくなく残業時間の管理や効率のよい開発に重きをおいている会社もあり、そのようなところならエンジニアの性別など関係なく普通に働くことができます。また、体力増強や体調管理を女性も考える必要があるかもしれません。少なくともパソコンのキーボードを叩く仕事ですから、重いものを持ったり長時間指先以外の体を動かし続けるわけではありませんので、不利になるという考えはあってもそれだけで落とされることはないでしょう。

 

チェックボックスアイコン (4)結婚・出産の問題

 

もうひとつは結婚・出産についての考え方ですね。

 
女性の場合、例えば転職の時に結婚や出産を控えていると問題視されることもあります。実際、妊娠中の転職活動は非常に不利ですので、諦めたほうがいいか、もしくは出産して家庭が落ち着いてから活動した方がいい場合もあるでしょう。

 
また、妊娠・出産での短時間労働に対応していない会社や、まだ対応していない会社もあります。このため、中には転職が不利だと感じたり、そのような状況になったら辞めざるをえないという人もいるようです。

 
ただ、女性の転職に関しては他にもいろいろな考え方があります。結婚・出産している人のほうがよりコミュニケーション能力があったり、しっかり働いているという人ですね。とくにエンジニアはあまりコミュニケーション能力がない人も多いので、そのようなときに女性ならではのコミュニケーション能力の高さや、結婚・出産を経てヒューマンスキルの高い人はとても評価されるようです。

 
最近では女性に取って働きやすい短時間勤務の制度を取り入れていたり、フレックスタイム制、裁量労働時間制を導入している企業などもあります。そのような企業ならば働きやすいという可能性も出てくるでしょう。

 

チェックボックスアイコン (4)企業としての考え方

 

また、そもそも会社単位でエンジニアは男性がいい、という考え方を持っている企業もあります。

 
残念なことではありますが、これまで様々なことがあり、面倒になって採用するときは男性だけにしている、というところも少なくはありますが存在します。このような会社は、残念ですがそもそも上の理解や会社側の理解がないため、応募するだけ無駄なのが現状でしょう。仮にスキルがしっかりあり採用基準を満たしていたとしても、やはり採用されることは厳しいのです。

 

 

また、過去に採用した人が問題を起こしたために理解がない、あるいはトラブルを起こすということを前々から見られている傾向もあるようです。これはいい悪いではなく、偏見に繋がる場合もあるのですが、面接に来た段階では偏見だという事はできません。

 

 
このような会社も存在しますので、一応頭に入れておきましょう。

 

 

とはいえ、最近では徐々に性別での考え方もなくなってきている傾向があります。
これは、ひとつは採用についての考え方があるでしょう。これまでのエンジニアの先輩となる人達が頑張ってきてくれたおかげで、最近は見る目も変わってきています。性別の垣根なくしっかり働いているという実績があれば、それはとても有利なことになるでしょう。

 

 
その一方で、最近は企業側が制度を整える傾向があります。これは例えば出産休暇や育児休暇などの制度、社内保育園などの福利厚生が充実しているということがあるでしょう。これはそういった福利厚生を充実させることによりより良い人材を確保することが目的です。最近ではこのような制度を男性が利用し、長期休暇を取るような場合もあります。これはとてもよい傾向でしょう。

 

 
その一方で、このような問題となることがある程度片付いて年齢を重ねたあとに、改めてキャリアを追求するという人もいます。この場合は基本的にキャリアを追求し、さらに結婚や出産・生地によって高まったヒューマンスキルを利用する人もいるようです。

 

 

 

ただ、このような制度に甘えてしまうのもあまり良くありません。何かあった時にも何らかの対応ができたり、そもそも問題が起こる前に問題を見越して行動する能力も必要になるでしょう。特に育児は問題が起きることもあり、その際には会社に迷惑をかけるのは仕方ありませんが、その時にはどうするか、ということも考えて行動しておくといいでしょう。”

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