技術者で転職が可能な年齢は何歳から何歳まで?

技術者が技術者として転職したいのなら、年齢は一つ大きく配慮されるべきことでしょう。もちろん年齢が選考結果に影響することはよくあることですし、基本的に技術力の有無も含めて考えるべきところが変わってきます。
では、基本的に技術者として転職できる年齢の限界は、大体いくらくらいまでなのでしょうか。

まず、技術者という言葉を広く捉え、その上で考えるのであれば、十分いろんな年代からの転職は期待できるでしょう。
最近は特に定年の概念がない外資系や、中高生でもプログラミングやエンジニアリングに精通している人はいます。このため、そのような観点からすれば、年齢はあまり意識されるところはない、という意見もあります。日本の労働基準法では一部の業種を除き15歳未満の就業を禁止しているのですが、それに引っかからなければいろいろな年齢での転職は可能、というのが理論的な答えになります。

 

チェックボックスアイコン (4)実際の転職事情

 

ただし、実務的な答え、また転職市場の答えは大きく違います。
まず、最低限技術者として採用されるためには、また国内企業に採用されるためには、ある程度経験が必要になります。
これは第二新卒と呼ばれるような若い世代の人でも同様で、特に経験を重視されないような場合でも、資格や業務外で作成したソフトウェアや技術に関するものが必要になる場合もあります。Web系でデザイナーも見越しているのであれば、ポートフォリオの提出が求められることもあるでしょう。
このため、大体旬となるのは20代後半です。この頃になると、積極的に動いていくことがとても有利になります。転職サイトやIT転職エージェントなどの助けも使いながら、第二新卒としての就職先も考える必要があります。
また、20代なら熱意や資格があることが有利に働く場合も多いでしょう。将来性や安定性、成長を見越しての採用も期待できる年代です。

20代に関しては20代エンジニア・技術者の転職に「石の上にも三年」は危険の記事も参考にしてみてください。

 

チェックボックスアイコン (4)30代の場合

 

一方、これが30代になると圧倒的に転職としては経験が重視されます。
経験に関しては、特にこれまで何をしてきたか、業務内外でどのようなことをしてきたか、どんな言語を使ってどのくらいの規模の制御を行ってきたか、というようなことがメインとなり、話の中心となります。もちろん人柄や資格、志望動機なども十分採用される可能性は出てきますが、30代なら特にやってきたことがとても大きなことになります。
また、30代前半なら専門的な技術やスキルが武器になりますが、30代後半になると今度は後輩の指導や育成、チームのリーダーとしての振る舞い方などの経験が必要になる場合もあるでしょう。この場合、基本的にリーダーやまとめ役、エンジニアとしても中核やまとめ役を担う事になりますから、やはりそのような経験やスキルがあるとみなされる方がより有利になるのです。

 

チェックボックスアイコン (4)40代の場合

 

そして40代になると、さらにスキルは重視されます。
ただ、このくらいになれば経験があるのは当たり前、なおかつリーダー経験やプロジェクト運営の経験があって当たり前、ということになります。このくらいの年齢になると、いよいよ独立するか企業でのまとめ役を担うか、それとも技術者一本でやっていくか、というようなことをしっかり考え、その上でどのように会社に貢献できるか、ということまでがアピールポイントとなるようです。
この時、実は40代になると経験はほとんど見られません。実はスキルや技術力はあって当たり前、さらにそこからリーダーしての経験や後進指導、プロジェクトマネージャーとしての資格や役割を求められます。
また、このくらいになると役職持ちの人もいるのですが、この時に外部との交渉能力があるかどうかということも問われる場合があります。これはBtoC企業ならお客様とのやり取りやサポートの経験、BtoBなら相手企業とのやり取り、という面でのことでしょう。基本的にこのようなことがしっかりできるかどうかによっても、できるキャリアや成功率は変わってきます。
ただ、このくらいの年代は密かに需要がある世代でもあります。ベンチャーでのチームのまとめ役や経験豊富なエンジニアのスキルを求める企業はあります。問題はそこで希望するだけの給料や待遇が劣ってしまうということでしょう。

ちなみに、最近は英語力がある人が求められる傾向もあるようです。これは技術力があり後進指導も行い、外部とのやり取りとして英語を使ってコミュニケーションができる、ということになります。もちろん社内での公用語が英語である外資系企業などの場合、英語力は特に重視されます。
逆に言えば、年令を重ねても英語での交渉ややり取りができ、ビジネスとしての話がしっかりできるのなら、転職に成功する可能性は高いといえるでしょう。最近では国内だけではなく海外市場に目を向けてやり取りを行う企業も増えています。このため、英語力があると有利になったり海外とのやり取りを任されることもあるでしょう。役職や待遇の向上も期待できます。

 

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