未経験者でも資格があれば希望の職種に転職できるの?

エンジニアの中には、これから未経験でも希望する職種に転職したいという人がいます。これについてはいろいろな意見がありますが、多くの場合は厳しい傾向が強いでしょう。

まず、全く未経験というと非常に厳しい傾向があります。
例えば全く経験がなくキャリアも別畑だった、という人なら、資格をとってもあまり有利にはならない場合もあります。この場合は基本的に仕事でどのようなことをしてきたのか、どういうことでエンジニアになりたいと思ったのか、資格をとってどうなりたいのか、というようなことをきっちり考えておく必要があるでしょう。
ただし、これは傾向に過ぎません。中にはここからエンジニアとして転職を成功させている人もいます。

 

チェックボックスアイコン (4)未経験でも転職を成功させる人

 

転職を成功させている人の場合は、それぞれ傾向があります。
まずは資格を武器にするのなら、関連する資格はとっておくべきということでしょう。
例えばネットワークエンジニアになりたいのかWebエンジニアになりたいのか、ということでも全く必要な資格やエンジニアとしての技術は違います。このため、どういうところでどういう資格が必要なのか、ということはそれぞれのエンジニアによっても違いがあり、一概に取得すれば何でも通用するということはありません。
基本的なところができているとするのなら、ITパスポートや基本情報技術者というのがあります。ただしこれはあくまでも新卒の人や20代の人が転職するときにスキルの基本的なところがあると表明するようなもので、もちろんマイナスにはなりません。20代の人なら取得しておいても悪くないでしょう。

 

しかし、資格があればということだけではなく、資格についてどういう目的で取ったかということを明確に説明できるようになることも大事なことです。
例えばWebエンジニアならPHP技術者能力試験を持っていると、Webエンジニアになりたくてこの資格をとりPHPという言語についての基本的な知識はある、と言えるでしょう。ただしこれがネットワークエンジニアが同じものを持っていたとしても、あまりアピールポイントにはつながりません。もちろんプラスにはなる側面は将来的に出てくるかもしれませんが、それよりもネットワークエンジニアになるためにはCCNAやLPICレベル1などのほうがよりアピールポイントとしてはプラスになります。

 

チェックボックスアイコン (4)転職希望先が未経験歓迎ではない場合

 

また、残念ながら希望する転職先が未経験者歓迎というのではないのなら、考えたほうがいい場合もあります。
これは育てる余地や育てる人がいない、そういう制度が整っていないため経験者のみの採用としているということがあります。もちろん経験している年齢やキャリアによって足切りを受けることもありますが、こういった専門性の高い職種は圧倒的に経験者が有利で、未経験者というと非常に門戸は限られてきます。
ただし、だからといって全く無いわけではありません。実際、エンジニアの転職マッチングサービスや転職エージェントサイトなどを見ると、未経験者でも全く問題がないとしているところもあります。この場合は資格や熱意も大事なことになるでしょう。
そして年齢的に20代ならまだまだ他の業界に行ったり他の知識や技術を得ることもできるでしょう。このため、申し訳ないのですがある程度若さが武器になるという側面は否定できません。年齢を重ねると、経験者でも採用が難しくなることもあるのがこの業界なので、できるだけ若いうちに動き出す事のほうが大事なのです。

ちなみに熱意も同様に大事なことになりますが、熱意だけをアピールするのは良くありません。
実は熱意の他に、自分がこういうことをやってきたということをアピールするのも方法です。例えばスマートフォンアプリのエンジニアになりたいのなら、実際に自分が作ったスマートフォンアプリを見せてアピールすることもできるでしょう。こういう敷居の低いエンジニア系なら、自分が過去に趣味で作ったものについて評価されることもあります。これはWebエンジニアなども同様の傾向があり、仕事や業務の範囲外でどういうことをしてきたか、ということも大事なポイントになる場合があるのです。
このため、このような業務外でも趣味でもいいので、何かを作って公表したりアピールしたりすることは大事なのです。場合によってはこのような制作物のほうがより多くのアピールをもたらしてくれることもあり、非常に雄弁になります。

このため、一概に有利といえる程の事ではありませんが、いろいろと転職を成功させるための方法があり、その一つとなっています。とにかく大事なのは経験ですが、それ以外にも熱意ややる気、あるいは作ってみたものなどでも経験が短い・経験がないというポイントを大きく超えることもあります。
ただ、職種次第で行ける場所や仕事のあり方などは大きく違います。実際、それぞれの仕事によって、また企業の求める人材や仕事についての考え方によっても、メリットとなるかどうかは違ってくるようです。

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