エンジニアのための職務経歴書作りの基本とは?

エンジニアとして転職するときに必ず必要になる書類の一つが、職務経歴書です。
これはこれまでどういう仕事をしてきたのかという自分のアピールにもなりますし、同様に自分自身を誰かにアピールするときに非常に有利になる書類です。
ただ、まとめ方次第では非常に不利になることもあり、エンジニアとしてどのようなことをしてきたのか、またどのようなことをしたいのかということをしっかりアピールするために必要なものでもあります。
では、そんな職務経歴書の作り方の基本を学習しましょう。

 

チェックボックスアイコン (4)在籍期間について

 

まず、エンジニアとして働いた経験を元に転職活動を行うのなら、まずはどの会社にどのくらいの期間在籍していたか、ということを書き出します。
これは一社だけなら「2000年4月 株式会社山田工業入社」で構いません。在職中なら、その次の行に「現在在職中」と記入します。
また、いくつかの会社にいたのなら、その会社に入社した年月を書き出します。「2004年4月 株式会社山田エンジニアリング入社」とし、次の行に「2008年3月 一身上の都合により退職」と書きます。次の会社はその次の行に「2008年4月 なんとかテックエンジニアリング」と書き、在職中なら次の行に「現在在職中」とし、一方退職済なら「2013年4月 期間満了により退職」と書きます。

 

 

この書き方は正社員の場合に限ります。というのも、基本的に入社・退職としてしか書かれていなければ、基本的に正社員としてみなされます。
もしアルバイトなら「アルバイト入社」とし、契約社員なら「契約社員として入社」とします。派遣社員・パート・その他様々な雇用形態であったとしても、そのように記入します。

 

チェックボックスアイコン (4)経歴について

 

次に、どの会社で何をしてきたかということがポイントになります。
この場合は例えば「システムエンジニアとして就業」とか「CGクリエイターとして就業」などというように書きます。また、どのようなことをしてきたのかもアピールポイントになりますので、仕事内容を完結に書き表します。
また、エンジニアとして特定の技術を使ってきたり、特定の言語を使ったというのなら、それも書いておきましょう。
書き方の例は以下の様なものです。
「2008年6月 ワタナベフィールドテック 入社
システムエンジニアとして就業
既存ソフトウェアの追加機能の開発、新規ソフトウェアの開発業務を行う
業務内容:プログラミング、組み込み、デバッグ、仕様書作成
使用言語:C++、PHP、Java」
この時、やっていることをあまりに長く書きすぎると、今度は目を通すのに時間がかかり、読みづらくなります。このため、なるだけ簡潔に書くと同時に、改行や段落、記号などを活用して見やすくするよう心がけましょう。

 

 

ちなみに、グラフィックやWebなどの特定のソフトウェアを使う場合は専用ソフトのバージョンまで書くのが望ましいようです。
書き方としては、このようになります。
「2012年 ツイントースグラフィック 契約社員として入社
グラフィッカー・CGクリエイターとして就業
ゲーム・映画のグラフィック作成、CGアニメーション作成
使用ソフト:Adobe Premiere CS6、Adobe Photoshop CS6」
などというように、職務経歴書にはバージョンもしっかり記入する必要があります。

 

 

ちなみに、エンジニアとしての転職の場合、ワードやエクセルなどの事務系ソフトのバージョンはなくても構いません。これはこういった事務系ソフトウェアを使う機会は当たり前のようにあり、なおかつ書かれていなくても使えて当たり前という考え方があるため、省略が可能なのです。入社後に使う可能性は非常に高いので、もしエンジニアとして転職するのなら、使えるようになっておきたいものでしょう。

 

チェックボックスアイコン (4)リーダー経験について

 

最後に、ぜひ書いておきたいのがリーダー経験です。これは30代にもなると技術力を育てるだけではなく、更にリーダー経験やチームをまとめた経験が必要となるためでしょう。
書き方としては、以下の様なものがあります。
「2014年 株式会社葉酸サイエンス 入社
エンジニアとして就業
開発エンジニアチームリーダーとして、開発チーム(10人ほど)のリーダー業務・マネジメント業務を行う」
と書きます。

 

 

書き方として注意するべきところは、以下の様なものです。
一つはとにかく見やすくするということでしょう。職務経歴書は明確な書式が決まっていないため、例えば就業経験や一社の中での色々なプロジェクトに関わったということをわかりやすく見やすくするために表やリスト表示で書くようにします。
また、文字列で書くのではなく、箇条書きで書きます。長い文章で書くのは避け、極力わかりやすくしておきましょう。また、項目立てをして行うのも大事です。ちなみに固有名詞は書いても構いませんが、元いた会社の機密事項に引っかからない程度にしておきましょう。
そして長すぎるのは良くありません。A4用紙2枚程度に収まるように記入し、その中で工夫しながら作成を行いましょう。文字サイズを小さくしたりしても構いませんが、見やすさを損ねるのはNGです。

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