エンジニアの転職では、資格と実務のどちらが重要?

結論から話しますが、エンジニアが転職するとき、武器となるのは圧倒的に経験の方です。ただし、これは実務経験がしっかりあるということだけが経験として換算されることもあれば、資格があることで評価される場合もあります。
このため、どちらがいいか、ということについては極端に言えばそれぞれの企業傾向にもよるとしか言いようがありませんが、おおまかな傾向としては、以下の様なことがいえます。

 

チェックボックスアイコン (4)同じような業界・同じような会社の場合

 

まず、同じような業界・同じような会社に転職したい場合です。
これはこれまでのキャリアを活かし、知識や技術力を持っているということを武器に転職する場合ですね。この場合は経験が何より大事になります。
例えばこれまでずっと開発をしてきてこれからも開発を行っていきたい、またいい会社に転職したいというのなら、ぜひやってきたことやキャリア、作ってきたソフトやプログラムなどをアピールポイントとできるのです。また、その考え方次第ではエンジニアとしてのより大きなキャリアも期待できるでしょう。
ただし気をつけたいのは、同じことはそこではできなかったのか、ということですね。今いる会社・昔いた会社では希望することがなぜ出来なかったのか、ということをよく考えてから説明できる能力がないと、まず面接でそこを突かれてしまうのです。よく考えてから行動するようにしましょう。

 

チェックボックスアイコン (4)違う業界・違う会社に転職する場合

 

一方、全く違う業界・全く違う会社に転職する場合です。
もちろん業界内でも同じ言語を使うエンジニアなら、こちらよりは上の同じような業界に転職するのと同じくらい実務が武器になります。やってきたことがそのまま評価され、また武器となるのです。
ただし、そうではないのなら若干資格に重きが置かれる場合もあるでしょう。資格に関しては、特にエンジニアがキャリアアップするためや新しい言語の基礎知識があるとアピールするため取得するのは悪いやり方ではありません。というより、知識や技術がとても大きなウェイトを占めるので、やはりその言語を知らなければそもそも転職すらまともに期待できないのです。
このため、全く違う業界や違う会社に行っても、基本的に同じ言語や同じ業務につくのならやはり実務がある方が有利ですし、それはとても大きな武器になります。ただ、元々やっていたこととは違うことをやるのなら、資格はアピールポイントの一つにはなるでしょう。ただし大きな武器かどうかというと、正直なんともいうことができません。

 

ちなみにエンジニアとして全く違う会社や業種などに転職する場合は、資格よりも実務でやってきたことのほうが評価されやすいのですが、それだけではありません。
実は趣味でやっていたこと、やってきたことも評価される場合があります。
例えばWebプログラマーをやっていたけれども趣味でCGをやるようになり、CGエンジニアとしてある程度趣味でもやってきたのなら、可能性は全く無いというわけではありません。この場合、その作ったCG作品でエンジニアとしてこういう関わり方をした、ということが評価になる場合もあるのです。

 

また、スマートフォンのアプリ開発の会社に行きたいのなら、全くスマートフォンアプリのキャリアなどがなくても、アプリを実際に作って持って行ったことによりどういうアプリ開発をしてきたのか、エンジニアとしてどういうアプリを作ってきたのかというスキルがわかり、採用される可能性が高くなります。
このため、全く仕事とは関係なくても、趣味でやってきたことも評価される可能性があります。もちろんエンジニアとして関わった部分に限りますが、やはり評価され採用される可能性があるのなら、アピールする一つのポイントとなるかもしれません。

 

チェックボックスアイコン (4)資格が評価されない訳ではない

 

また、資格が全く評価されないのかというとそうではありません。
資格に関しては、基本情報技術者、TOEIC、オラクルのベンダーなどが評価されます。ただしレベルが高ければ高いほど、専門性が高ければ高いほど評価されるという程度のものですから、簡単に取れるものをいろいろと持って履歴書を埋めるのではなく、少し苦労してでも上級を狙ったほうがいい場合もあります。
TOEICに関しては、外資系企業や普段から英語を使う企業などは重視することもあるでしょう。最近ならTOEFLを重視するところや、TOEICSWテストの点数を重視するところもありますが、やはり英語はとても大事なポイントになります。一度受験して、良い点数を狙うのも方法でしょう。

 

全体的に見れば、エンジニアとしての転職を成功させるためには実務で行ってきたことが重視され、また評価されやすいでしょう。ただ、やってきたことならば趣味で行ったことや自己学習でのことも同様に評価されます。エンジニアなら特にキャリアが物を言います。
それに見合った資格があればなおいいでしょう。上級向けのものがしっかりあれば、更にキャリアアップの可能性も感じ取ってくれるでしょうし、アピールポイントにもつながりやすいのです。

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