エンジニアの転職で年収800万円の求人が求めるスキルとは?

同じエンジニアでも、市場価値の高いエンジニアとそうでないエンジニアの違いはなんでしょうか。システムエンジニア(SE)の転職求人を見ると、年収は400万円から500万円程度が相場になっていますが、中には年収800万円を超える求人もあります。近年では、海外にシステム開発を依頼するケースも増えており、海外の安価な人件費の影響で、国内のエンジニアの給料も下がっていくことが予想されています。そんな中で、年収800万円を超える転職求人を出している企業が求めているスキルとはなんでしょうか。次のようなスキルが必要とされるケースが多いと考えられます。

 

チェックボックスアイコン (4)年収800万円を超える求人を出している企業が求めているスキル

 

リーダーとしての経験・スキル

普通のSEで年収800万円ということはめったにありません。プロジェクトリーダーとしてチームをひっぱっていくスキルが必要になります。顧客との交渉・提案・営業、仕様書作成など、上流工程としての仕事ができることは必須となるでしょう。
また、管理職としての経験・能力も求められます。チームメンバーのメンタルヘルスや、スキル向上のことも考えて立ち回れる能力も必要になります。このような仕事では、スキルだけでなく、人柄や人間性も求められます。

 

コンサルティング能力

SEの上級職として、ITコンサルタントという職業があります。エンジニアとしての開発経験をもとに、システムコンサルティングを行えるスキルのニーズは高いです。顧客の現状を分析し、問題点を発見し、それに対する解決策、コスト削減策などを提案し、システムの構築から実際の運用までを行うので、非常に幅広い知識・スキルが求められます。

 

 

プロジェクトマネジメントスキル

プロジェクトマネージャーに求められるスキルです。プロジェクトの責任者として、チームを指揮・監督します。IT基礎知識以外にも、会計や法律などの知識も求められます。近年のシステム開発プロジェクトは、短期化が進んでおり、計画通りに開発を進めるのが困難になってきています。そのため、このスキルや経験を持っている人は優遇される傾向にあります。

 

コミュニケーションスキル

チームで開発を進めるため、コミュニケーション能力が高いエンジニアは市場価値が高いです。上流工程をまかされるようになると、クライアントとの交渉や、他の職種の人と接する機会が増えます。専門的なことをわかりやすく説明でき、しっかりと意思疎通ができる能力を持った人が必要とされています。

 

英語力

若い人でも年収800万円を実現する方法として、外資系企業に就職するという方法があります。外資系企業は実力主義なので、入社3年目で年収800万円が実現することもあります。最初からネイティブのような英語力は求められませんが、最低限の英語力は必要になります。
外資系企業は日本系企業以上にコミュニケーション能力、チームワークが求められる傾向があります。実力主義の厳しい世界ですが、向上心のある人ならばやっていけるかもしれません。

 

資格

情報処理技術者試験の上級資格である「システムアーキテクト試験」、「ITストラテジスト試験」といった資格を持っていることもアピールポイントとなります。しかし、ITエンジニアの転職に必要なのは資格ではなく、実務を通しての成功経験です。資格は一定の知識を持っているという証明にすぎません。

 

チェックボックスアイコン (4)まとめ

このように、ITエンジニアの転職で年収800万円の求人に求められるスキルとは、IT基礎知識を身につけていることは当然として、さらに幅広い知識と経験、コミュニケーション能力が要求されます。

ITエンジニアのキャリアでは、まずプログラマーやネットワークエンジニアを経験して、その後システムエンジニアにキャリアアップするというのが一般的です。そして、SEとして10年程度の経験を積んだら、次はITスペシャリスト、ITコンサルタント、ITアーキテクトといったさらに上級職へのキャリアアップを目指すことになるでしょう。こういったITスペシャリスト、ITコンサルタント、ITアーキテクトといった上級職ではどのようなスキルが求められているかを考えることは、高い年収を得る上で役に立つでしょう。

市場価値の高いエンジニアになるためのスキルを身につけるためには、ただ与えられている仕事をこなすだけでは不十分です。幅広い分野に興味を持ち、積極的に情報収集をしていくことが必要になります。そして、他のエンジニアと情報交換したり、身につけた知識を人に教えたり、得た知識を仕事に活用したりとアウトプットしていくことも大切です。書物などで得た知識は、アウトプットをすることで本当に理解できているかを確かめることができます。

資格を取得することは有用ですが、実務経験を積むことがなによりも重要です。資格を取得したら、その資格を活用してキャリアアップや転職を考えてみましょう。資格を取得して終わりにしてしまったら意味がありません。

 

 

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